ウイブシステムズの新拠点がカールスルーエ市に:セキュリティを考慮

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高度な構造設計 ― CodeMeterで保護されたCADテクノロジーにより実現

Haag Ingenieure社、Glaser Programmsysteme社、そしてウイブシステムズは、それぞれの専門知識を結集し、カールスルーエの活気ある技術コミュニティの中心部に、セキュアで美しく、そして経済的かつ環境に配慮したウイブシステムズの本社とHouse of IT Securityを建設しました。

ドイツの主要な経済基盤の一つであり、長い歴史をもったライン川沿いの鉄道路線の近くにWibu-Systems(以下、ウイブシステムズ)の新拠点が完成しました。カールスルーエの産業/技術の優位性への第一歩がここから始まります。この拠点には、保護/ライセンシング/ITセキュリティの分野をリードする専門家のための新しい本社、研究開発/生産拠点があります。また、テクノロジーハブであり、そして IT Security Clubと呼ばれるコワーキングスペースも併設されている独自のHouse of IT Securityも含めて、サイバーセキュリティのあらゆる面でのイノベーションを追求します。

2棟ある本社は、Haag Ingenieure社(ドイツ:エットリゲン)の構造エンジニアと、Glaser Programmsysteme社(ドイツ:ヴェニッセン)のCADスペシャリストが、専門知識を駆使して作り上げたものです。この知識に、ウイブシステムズのオリバー・ウィンジェンリート(CEO兼 共同創業者)のビジョンが合わさったことで、魅力的な職場、そしてこの街のIT人材の拠り所となっています。さらに、ウイブシステムズの今後の成長/革新への信念、ルーツと伝統への敬意を表現しています。

Haag Ingenieure社のエンジニアはGlaser Programmsysteme社に対し、建築工学に特化したソフトウェア、ISBCADを使用するよう指定しました。ISBCADは、通常のCADアプリケーションの機能が意図的に絞り込まれ、完璧な建築/構造設計プランの作成に特化して作られています。特に補強/被覆加工/型枠の計算に優れています。作成したデータは、様々なファイル形式やインターフェイスを使用して、簡単にエクスポートすることができます。また、ドイツの厳しいエネルギー効率基準を満たす建物を設計する際に必須となる、包絡面を計算するためのデータを作成する機能も備えています。

ウイブシステムズの新オフィスの設計では、特にエネルギー効率が重視されました。エネルギー効率が高くかつ環境負荷を低減した本社とHouse of IT Securityを実現するため、建物の外壁や材料にこだわりました。

洗練されたCADソリューションに投資された、貴重なIP(知的財産)を保護するため、Glaser Programmsysteme社のエンジニアは、同社ソフトウェアのMicrosoft .NET Framework 4.0への移行を機に、ライセンシング/保護システムを見直すことにしました。同社のテクノロジーが、ウイブシステムズの新たなオフィスの建設に採用される以前から、汎用性が高く包括的な保護/ライセンシング/セキュリティテクノロジーであるCodeMeter(コードメーター)を選択しようと決めていました。CodeMeter導入により、CodeMeterの広範な設定オプションにアクセスし、新しい販売チャネルやビジネスモデルの確立の可能性を手にしました。さらに、以前のライセンシングシステムのドングルを、ウイブシステムズの洗練された最先端のハードウェアであるCmStickへ置き換えたことで、ISBCADの何千ものユーザーへの品質保証が実現しました。

Glaser Programmsysteme社のMatthias Glaser氏(CEO)は、同社のISBCADソフトウェアが、ソフトウェア保護パートナーであるウイブシステムズの新しい本社建設に携わるという思いがけず素晴らしい機会に恵まれました。「当社のソフトウェアと複合現実(MR)ソリューションは、開発者にとって困難なプロジェクトの実現を可能にします。ウイブシステムズの新拠点では、Haag Ingenieure社のチームが、クライアントの価値観や理想を”建築物”という形で表現するという素晴らしい仕事をしてくれました。また、信頼性が高く革新的な製品/サービスを常に実務者に提供するという当社のコミットメントと、顧客やパートナーとの永続的な関係を維持するという信念をもって、当社がこの事業に参加できたことを誇りに思います。」

Haag Ingenieure社のChristoph Haag氏(創業者)は、以下のように述べています。「ウイブシステムズの新拠点の構造設計を担当することができ、とても嬉しく思います。このプロジェクトにおいて、『安全性と目的を両立する構造設計』、『経済的で美しい建物』という2つの要望を両立させることができました。私たち構造エンジニアにとって、ツィマー通りと建物をつなぐことは新たな試みでした。2本の鉄筋コンクリート製のトラスと深い梁を建物の正面に統合することで、追加の支柱を必要とせずに、約17mのそで(5面)で道路を自由に橋渡しすることが可能となりました。建物の中心部分以外は、固定された耐久性の高い壁や梁ではなく、点で支えるフラットスラブ構造を採用し、開放的な空間を演出しています。」

ウイブシステムズのCEO兼共同創業者であるオリバー・ウィンジェンリートは、「Haag Ingenieure社のエンジニアの貢献により、カールスルーエ独自のITエコシステムに新たなランドマークを描くことができました。Haag Ingenieure社がGlaser Programmsysteme社のCADソフトウェアを利用し、そのGlaser Programmsysteme社が同社の知的財産を保護するため、ウイブシステムズのCodeMeterテクノロジーを利用するという循環のもと、私たちは互いの強みから恩恵を受けることができました。そして、今度はこの街と活気あるITコミュニティに、スピリットとエネルギーをもたらします。」と述べています。

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